2006年08月31日
7枚!
本日の結果は、7枚。30オーバーは何と1枚、それもキビレ。
まぁ、小ベタが餌取りになる、例年のパターンにはなってきた。
それにしても、雨で釣りにくかったなァ。
画像は、後日にまとめてでも。
まぁ、小ベタが餌取りになる、例年のパターンにはなってきた。
それにしても、雨で釣りにくかったなァ。
画像は、後日にまとめてでも。
Posted by te20 at
20:05
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2006年08月30日
現状を予想すると
盆はクラス会の幹事、盆明けは山口行脚、その後は仕事&バンドライブと様々目白押し。
体が幾つあっても足りないような状況をすごしていた。
それもあってか、持病の腎臓結石が動いた為、激痛に耐える日々を送っていた。
中年になると色々とあって、困ったものだ。
少年の頃は、どうして大人は動きが鈍いのか?いつも不思議に思っていたが、いざ自分がなってみると対処のしようがない。
息子など、私のことを鈍いやつと思っているのかも知れないなぁ。
そんな中、スキをみて釣行を重ねていたのだが、最後に行った頃は、激渋の状況で、なかなかチヌのアタリがでないという感じになっていた。
例年、この時期は渋いということは少なく、毎回2桁は確実!と思われるのだが、そうそう上手くはいかないようだ。
ウキ下を浅くして固定で攻める=チヌを浮かせて釣る
という方法が1番効率がよく、数も型もでるのだが、渋い日に当たるとそうも行かないようだ。
原因はよくわからないのが現状で、ハッキリしたことはいえない。
自分なりに、水温が影響していると思えて仕方がないのだが。
一時期、潮が走ると釣れない時期があって、(本来このほうが釣れるので)私はかなり悩まされたのだが、ここに来て通年どおりになってきている感じもある。
つまり、潮が走ると水温が下がり、それに乗ってきたチヌが良く食うという図式だ。
前回は、ボーズ寸前で、走る潮狙いでセーフと相成った。
こんな感じで、いつも同じように釣っているように見えて、色々と考えさせられる事も多い。
これがフカセ釣りの魅力でもある。
(追記)
潮が走る時は、思い切って水深よりも深くウキ下を取ると、軽い仕掛けでも対応できる事がある。
仕掛けを重くしてもアタリが出ない時や、ウキが再浮上する時などは、仕掛けを嫌がっている可能性があるので、仕掛けを軽くすることで食い込むこともある。
ガン玉もつけたくない時は、思い切ってハリスを太くする事。
体が幾つあっても足りないような状況をすごしていた。
それもあってか、持病の腎臓結石が動いた為、激痛に耐える日々を送っていた。
中年になると色々とあって、困ったものだ。
少年の頃は、どうして大人は動きが鈍いのか?いつも不思議に思っていたが、いざ自分がなってみると対処のしようがない。
息子など、私のことを鈍いやつと思っているのかも知れないなぁ。
そんな中、スキをみて釣行を重ねていたのだが、最後に行った頃は、激渋の状況で、なかなかチヌのアタリがでないという感じになっていた。
例年、この時期は渋いということは少なく、毎回2桁は確実!と思われるのだが、そうそう上手くはいかないようだ。
ウキ下を浅くして固定で攻める=チヌを浮かせて釣る
という方法が1番効率がよく、数も型もでるのだが、渋い日に当たるとそうも行かないようだ。
原因はよくわからないのが現状で、ハッキリしたことはいえない。
自分なりに、水温が影響していると思えて仕方がないのだが。
一時期、潮が走ると釣れない時期があって、(本来このほうが釣れるので)私はかなり悩まされたのだが、ここに来て通年どおりになってきている感じもある。
つまり、潮が走ると水温が下がり、それに乗ってきたチヌが良く食うという図式だ。
前回は、ボーズ寸前で、走る潮狙いでセーフと相成った。
こんな感じで、いつも同じように釣っているように見えて、色々と考えさせられる事も多い。
これがフカセ釣りの魅力でもある。
(追記)
潮が走る時は、思い切って水深よりも深くウキ下を取ると、軽い仕掛けでも対応できる事がある。
仕掛けを重くしてもアタリが出ない時や、ウキが再浮上する時などは、仕掛けを嫌がっている可能性があるので、仕掛けを軽くすることで食い込むこともある。
ガン玉もつけたくない時は、思い切ってハリスを太くする事。
Posted by te20 at
11:58
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2006年08月19日
連続釣行継続中。
台風の襲来で、小休止のフカセ釣り。
完全に釣りに行きすぎ。飽和状態。
これだけ釣行すると、上手になるよりも、ワンパターンに嵌ってしまうということがわかってきた。
段々へたくそになってきているような気がするのだが、どうか気のせいであってほしい。
広島湾フカセ釣りの現状
・撒き餌を入れたら最後、餌取りとの闘いが待っている。最初の5投で勝負。
・餌取りの足が速い。撒き餌投入点から、半径10m円周内は、餌取りの巣窟。
・攻めるなら、仕掛けと撒き餌は10m離すこと。これが肝心。
・未だキビレが多い。
・重い仕掛けを使っても殆ど効果なし。チヌのタナは浅い。しかし、餌取りのタナも浅い。
・ウキは0号がメイン。ウキ下は2ヒロ~。固定仕掛けで充分。
・潮が速い方が餌取りもかわしやすそうだが、今期はダメ。緩い潮を狙って仕掛けと撒き餌を離す方がいい。
・餌はマルキューの食わせ練り餌が最強。(ただし、餌取りをかわせるわけではない)
まぁこんな感じ。
完全に釣りに行きすぎ。飽和状態。
これだけ釣行すると、上手になるよりも、ワンパターンに嵌ってしまうということがわかってきた。
段々へたくそになってきているような気がするのだが、どうか気のせいであってほしい。
広島湾フカセ釣りの現状
・撒き餌を入れたら最後、餌取りとの闘いが待っている。最初の5投で勝負。
・餌取りの足が速い。撒き餌投入点から、半径10m円周内は、餌取りの巣窟。
・攻めるなら、仕掛けと撒き餌は10m離すこと。これが肝心。
・未だキビレが多い。
・重い仕掛けを使っても殆ど効果なし。チヌのタナは浅い。しかし、餌取りのタナも浅い。
・ウキは0号がメイン。ウキ下は2ヒロ~。固定仕掛けで充分。
・潮が速い方が餌取りもかわしやすそうだが、今期はダメ。緩い潮を狙って仕掛けと撒き餌を離す方がいい。
・餌はマルキューの食わせ練り餌が最強。(ただし、餌取りをかわせるわけではない)
まぁこんな感じ。
Posted by te20 at
13:33
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2006年08月06日
1日こいつらと遊ぶ?

現在、私を苦しめているのが、こやつら。全長25cmクラスの小ベタ。
ただ、餌取り地獄の中から曲がりなりにも「黒鯛」を釣るわけだから、工夫は必要。
前エントリを参考にして。
どうしても、良型にこだわる人にオススメなのがランガン。
(自分はもう年だからやらないけどね)
一箇所を10投ときめ、釣りおえたら20m移動。
大きな護岸や渚でないと無理だけどね。
上手くいけば移動のたびに良型に出会えるというわけ。
ヒマで体力ある人はお試しアレ。
Posted by te20 at
10:13
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2006年08月05日
完璧パターンで良型

5投目。練り餌。トビコン0号。タナ2ヒロ。完全フカセ。
所謂、夏の完全パターン。
でました41cm。久しぶり。
このところ、30cmに満たない小チヌに弄ばれていた。
この原因は、上記のパターンを外していたから。
良型を釣るには、もはや5投以内に決着をつけないと勝負にならない事を実感。
昨日は、上手く嵌まった日ということです。
是非やってみてほしいこと。
(1)撒き餌を一箇所に入れる(仕掛けを入れる前に撒き餌を撒くと餌取り集めて終了するので注意)
(2)1投目は中心に。
(3)2投目も中心に。(まぁ上手くいけばこれで釣れるはず。あ、上記の餌、タナは合わせること)
(4)3投目は撒き餌の5m沖に。(データではこれが1番釣れる!)
(5)4投目は撒き餌の潮下5mに。(このパターンは小ベタが多い)
(6)5投目は撒き餌の潮上5mに。(昨日はこれで、さらに5m沖を狙ってゲット)
これ以降は各自でよろしく。
というか、大型が釣りたいなら、正直対処は難しいでしょう。この時期。
因みに、30未満なら入れ食いです。
Posted by te20 at
07:56
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2006年08月04日
◇黒鯛記◇ 第2回【落とし込み、前うち】
まだ、釣り雑誌もあまりないころの話。
釣具店で、釣りサンデーという週刊誌を立ち読みする。
落とし込み、前うちという釣りが紹介されていた。
立ち読みで、大まかな知識を仕入れた後、気になって波止や護岸に繰り出してみた。
案の定、誰もそんな釣りはしていない。
常連に話を聞いても、誰もそんな釣りは知らない。
釣具店に舞い戻って、若い店員に聞いてみるとあやふやな答えが返ってくる。
こいつぁ知らないな。
店長に聞いてみると、さすがに猛者だけあって、知っていた。
大阪、名古屋の釣りじゃね。あと東京湾のほうでも、やっとるね。
広島の人も、めったにおらんけど、やっとる人間もおるけどね。
店長にやり方を確認して、仕掛けをそろえた。
竿は専用のものが分からなかったので、ダイワの瀬戸内1.5号を流用。
タイコリールは、店長に取り寄せてもらい、ナイロンの道糸を巻き込む。
肝心の目印は、完成品がなく、自作するしかないが、釣りサンデーの説明じゃぁ良くわからない。
東京湾で主流だという、目印のない落とし込みなら取り合えずできそうだ。
そんなこんなで2日がかりで仕掛けを完成させた。
早速、近所の防波堤へと出かける。
誰もやっていない釣りだ。
結果がどうなろうと知ったことではない。
広島でもホンの数人しかやっていないだろうこの釣り。
しばし優越感に浸りながら黙々と仕掛けを落としていく。
餌は店長おすすめの石蟹と名前をよく知らない殻の柔らかい蟹。
壁際を凝視すると、手のひらサイズのチヌが群れていた。
だが、悲しいことにどのチヌも反応しない。
上手くは行かないのか?
先ほどまでのわくわくした気持ちはどこかへ消し飛び、焦りが出てくる。
この日、チヌが餌に食いつくことはなかった。
別の日、同じように餌を買って防波堤へ。
落とし込みは防波堤でするものだという情報だけが頼りである。
防波堤へと続く道。
ふと見ると、砂浜に岩が点在する場所にチヌがいる。
見えているチヌは釣れないと言うが、どうせこの日も期待は薄い。
本格的に釣りを始める前に、半ばやけくそになって岩陰めがけて仕掛けを振り込む。
5m位は飛んだだろうか?
しばらく待っていると仕掛けが引っ掛かってしまったようだ。
これは切るしかないか?
そんなことを考えていると、ふと引っ掛かった仕掛けが外れた。
再び繰り返すと、同じように引っ掛かる。
馬鹿馬鹿しいことだが、よく考えれば生きの良い蟹がいちいち岩にしがみつき、それを根掛かりと勘違いしてい
たというわけである。
不意に歓喜の時は訪れる。
何と見えていた小チヌがついに餌に食いついたのだ。
この出来事は一生忘れられない。
今では当たり前のことでも当時は意外過ぎることだったのだ。
この日、防波堤でも当たりがでた。
落として落として、最終的に底に蟹がしがみつく。
それを引きはがした時に必ず当たりがきてチヌが釣れてくるのだ。
確かに大きなチヌではない。
しかし、これをやっているのが、多分この地域では自分一人だという勝手な思いこみが喜びを倍増させている
ことは間違いない。
この方法が分かってからは、大きなおもりを付けて蟹を一気に底まで落とし込む方法を身につけた。
中層を無視して、底で蟹を動かすと面白いように良型のチヌが釣れるようになった。
石にしがみついた蟹を無理矢理はがし、再び落とし込む時に必ず当たりがでる。
敷石さえあれば水深は関係なくできてしまうというのがメリットであり、あらゆる場所がフィールドとなった。
この釣りはハードな釣りであった。
バイクに乗って波止から波止へ。
そして、護岸から護岸へ。
真夏の陽に照らされてダウンしてしまうことも多くなり、次第に無理をしないようになった。
こんなことをしていたら、いつか死んでしまうかもしれない。
自分の中で、何かが終わりを告げた。
釣具店で、釣りサンデーという週刊誌を立ち読みする。
落とし込み、前うちという釣りが紹介されていた。
立ち読みで、大まかな知識を仕入れた後、気になって波止や護岸に繰り出してみた。
案の定、誰もそんな釣りはしていない。
常連に話を聞いても、誰もそんな釣りは知らない。
釣具店に舞い戻って、若い店員に聞いてみるとあやふやな答えが返ってくる。
こいつぁ知らないな。
店長に聞いてみると、さすがに猛者だけあって、知っていた。
大阪、名古屋の釣りじゃね。あと東京湾のほうでも、やっとるね。
広島の人も、めったにおらんけど、やっとる人間もおるけどね。
店長にやり方を確認して、仕掛けをそろえた。
竿は専用のものが分からなかったので、ダイワの瀬戸内1.5号を流用。
タイコリールは、店長に取り寄せてもらい、ナイロンの道糸を巻き込む。
肝心の目印は、完成品がなく、自作するしかないが、釣りサンデーの説明じゃぁ良くわからない。
東京湾で主流だという、目印のない落とし込みなら取り合えずできそうだ。
そんなこんなで2日がかりで仕掛けを完成させた。
早速、近所の防波堤へと出かける。
誰もやっていない釣りだ。
結果がどうなろうと知ったことではない。
広島でもホンの数人しかやっていないだろうこの釣り。
しばし優越感に浸りながら黙々と仕掛けを落としていく。
餌は店長おすすめの石蟹と名前をよく知らない殻の柔らかい蟹。
壁際を凝視すると、手のひらサイズのチヌが群れていた。
だが、悲しいことにどのチヌも反応しない。
上手くは行かないのか?
先ほどまでのわくわくした気持ちはどこかへ消し飛び、焦りが出てくる。
この日、チヌが餌に食いつくことはなかった。
別の日、同じように餌を買って防波堤へ。
落とし込みは防波堤でするものだという情報だけが頼りである。
防波堤へと続く道。
ふと見ると、砂浜に岩が点在する場所にチヌがいる。
見えているチヌは釣れないと言うが、どうせこの日も期待は薄い。
本格的に釣りを始める前に、半ばやけくそになって岩陰めがけて仕掛けを振り込む。
5m位は飛んだだろうか?
しばらく待っていると仕掛けが引っ掛かってしまったようだ。
これは切るしかないか?
そんなことを考えていると、ふと引っ掛かった仕掛けが外れた。
再び繰り返すと、同じように引っ掛かる。
馬鹿馬鹿しいことだが、よく考えれば生きの良い蟹がいちいち岩にしがみつき、それを根掛かりと勘違いしてい
たというわけである。
不意に歓喜の時は訪れる。
何と見えていた小チヌがついに餌に食いついたのだ。
この出来事は一生忘れられない。
今では当たり前のことでも当時は意外過ぎることだったのだ。
この日、防波堤でも当たりがでた。
落として落として、最終的に底に蟹がしがみつく。
それを引きはがした時に必ず当たりがきてチヌが釣れてくるのだ。
確かに大きなチヌではない。
しかし、これをやっているのが、多分この地域では自分一人だという勝手な思いこみが喜びを倍増させている
ことは間違いない。
この方法が分かってからは、大きなおもりを付けて蟹を一気に底まで落とし込む方法を身につけた。
中層を無視して、底で蟹を動かすと面白いように良型のチヌが釣れるようになった。
石にしがみついた蟹を無理矢理はがし、再び落とし込む時に必ず当たりがでる。
敷石さえあれば水深は関係なくできてしまうというのがメリットであり、あらゆる場所がフィールドとなった。
この釣りはハードな釣りであった。
バイクに乗って波止から波止へ。
そして、護岸から護岸へ。
真夏の陽に照らされてダウンしてしまうことも多くなり、次第に無理をしないようになった。
こんなことをしていたら、いつか死んでしまうかもしれない。
自分の中で、何かが終わりを告げた。
Posted by te20 at
09:21
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2006年08月02日
◇黒鯛記◇ 第1回【夏の夜】
釣り座から約10m。
左にゆっくりと流れていた電気浮きの赤い光が不意に視界から消えた。
海中で怪しく灯る赤い光が一気に見えなくなり、スプールから糸が引き出される。
チヌだ!
しばらくすると、親父が難敵を取り込んで戻ってきた。
懐中電灯を当ててみると、そこには銀色に光るチヌが横たわっていた。
不意にバタバタと暴れる以外は、まるで観念したかのような寂しそうな顔つきをしていたし、時々、クウクウと喉を鳴らしていた。
親父は言った。
チヌは、2回目で合わせるんじゃと。
親父が得意としていたのは、探り釣りと呼ばれる釣りだ。
長尺ののべ竿にハリスを直結し、小さなジンタンに針を付けただけの簡素な仕掛け。
餌は青虫と呼ばれるゴカイ。
地域によって呼び名が異なるこの餌は、当時、韓国や朝鮮から輸入したものだったらしい。
青虫は体長が長く、口も大きい。
さらに元気で弱りにくい。
水中では、体の一部が光るようで、チヌの目には留まりやすいらしく、特に夏の夜釣りでは定番の餌だったようだ。
青虫の先端を摘むように持っていると、苦しくなるのか、時折大きく口を開ける。
その瞬間を狙って、チヌ針を差し込む。
一気に針を返して、固定すると、青虫は、痛みに悶絶しながら体をくねらせている。
静かに仕掛けを振り込み、文字通り、海中を誘うように上下動させる。
あたりがなければ数歩移動し、同様の動きを繰り返していく。
と、その時、不意にのべ竿の先端に、衝撃が一瞬走る。
しかし、ここで合わせると、殆ど掛からないというのだ。
反射的に合わせようとする右腕にブレーキをかけて、さらに待つと、今度はぐっと重くなる。
これが本アタリで、一気に腕を振り上げて、チヌとの勝負が始まるというわけだ。
竿が満月に曲がるという表現があるが、親父の様子を見ていると、殆ど竿が折れていると思えるくらいの曲がりようである。
実際に、折れた、ということもしばしばあったようで、家に帰ってから、寂しそうに、折れた竿を眺めていることもあった。
大きなチヌを取り込むには、時間を掛けるしかない。
走り回るチヌの動きを読んで、竿を前後左右に振り回し、弱るのを待つ。
油断は大敵で、一瞬でも気を許すと、糸が切れてしまうのである。
しばらく見ていると、チヌが海面を尻尾でたたく音がする。
ついにやったんだなと子どもながらに思う。
このような原風景は、今でもはっきりと思い出すことができる。
チヌを釣りながら、ふと昔を思い出す。
道具は変わったが、チヌを釣るという行為は不変のものだ。
親から子へ、子から孫へ。
延々と繋がるチヌ釣りの世界。
まさしく、黒鯛記なのである。
左にゆっくりと流れていた電気浮きの赤い光が不意に視界から消えた。
海中で怪しく灯る赤い光が一気に見えなくなり、スプールから糸が引き出される。
チヌだ!
しばらくすると、親父が難敵を取り込んで戻ってきた。
懐中電灯を当ててみると、そこには銀色に光るチヌが横たわっていた。
不意にバタバタと暴れる以外は、まるで観念したかのような寂しそうな顔つきをしていたし、時々、クウクウと喉を鳴らしていた。
親父は言った。
チヌは、2回目で合わせるんじゃと。
親父が得意としていたのは、探り釣りと呼ばれる釣りだ。
長尺ののべ竿にハリスを直結し、小さなジンタンに針を付けただけの簡素な仕掛け。
餌は青虫と呼ばれるゴカイ。
地域によって呼び名が異なるこの餌は、当時、韓国や朝鮮から輸入したものだったらしい。
青虫は体長が長く、口も大きい。
さらに元気で弱りにくい。
水中では、体の一部が光るようで、チヌの目には留まりやすいらしく、特に夏の夜釣りでは定番の餌だったようだ。
青虫の先端を摘むように持っていると、苦しくなるのか、時折大きく口を開ける。
その瞬間を狙って、チヌ針を差し込む。
一気に針を返して、固定すると、青虫は、痛みに悶絶しながら体をくねらせている。
静かに仕掛けを振り込み、文字通り、海中を誘うように上下動させる。
あたりがなければ数歩移動し、同様の動きを繰り返していく。
と、その時、不意にのべ竿の先端に、衝撃が一瞬走る。
しかし、ここで合わせると、殆ど掛からないというのだ。
反射的に合わせようとする右腕にブレーキをかけて、さらに待つと、今度はぐっと重くなる。
これが本アタリで、一気に腕を振り上げて、チヌとの勝負が始まるというわけだ。
竿が満月に曲がるという表現があるが、親父の様子を見ていると、殆ど竿が折れていると思えるくらいの曲がりようである。
実際に、折れた、ということもしばしばあったようで、家に帰ってから、寂しそうに、折れた竿を眺めていることもあった。
大きなチヌを取り込むには、時間を掛けるしかない。
走り回るチヌの動きを読んで、竿を前後左右に振り回し、弱るのを待つ。
油断は大敵で、一瞬でも気を許すと、糸が切れてしまうのである。
しばらく見ていると、チヌが海面を尻尾でたたく音がする。
ついにやったんだなと子どもながらに思う。
このような原風景は、今でもはっきりと思い出すことができる。
チヌを釣りながら、ふと昔を思い出す。
道具は変わったが、チヌを釣るという行為は不変のものだ。
親から子へ、子から孫へ。
延々と繋がるチヌ釣りの世界。
まさしく、黒鯛記なのである。
Posted by te20 at
22:50
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2006年07月29日
厳しい日々が続く
あけてもくれても小ベタ。
超えてくれない35の壁。
今日も小ベタ一尾で撃沈。
更新意欲は釣果に比例するというのは本当である。
攻めのチヌ釣り大全。書きたいことは山ほどあるが、この最近の様子では語る資格なし。
とりあえずボーズはありません。せめてもの救いです。
超えてくれない35の壁。
今日も小ベタ一尾で撃沈。
更新意欲は釣果に比例するというのは本当である。
攻めのチヌ釣り大全。書きたいことは山ほどあるが、この最近の様子では語る資格なし。
とりあえずボーズはありません。せめてもの救いです。
Posted by te20 at
12:56
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2006年07月21日
釣った魚~攻めのチヌ釣り(1)
海に仕掛けを入れ、追って撒き餌を入れる。
ただ、漫然と仕掛けを流しているうちに、いつか条件がマッチするのだろう。
ウキに反応がでる。
「チヌが釣れた」
しかし、これはあくまでも「釣れた」の話。
もっともっと積極的に、アングラー側からチヌに対してアプローチすると「釣れたチヌ」から「釣ったチヌ」に意識が改革されるはずだ。
このとき、釣ったチヌは、確かに偶然釣れたものかもしれない。
しかし積極的に攻めの釣りを繰り返すことで、偶然が必然に変わる瞬間がある。
心から納得できる釣りを求めてこれからも釣りを続けていく。
【予告】攻めのチヌ釣り【変更あり】
(1)はじめに
(2)撒き餌作りで攻める
(3)ポイント作りで攻める
(4)仕掛け投入で攻める
(5)仕掛け変更で攻める
(6)サシエで攻める
(7)合わせで攻める
(8)取り込みで攻める
(9)強靱なタックルで攻める
(10)まとめ
ただ、漫然と仕掛けを流しているうちに、いつか条件がマッチするのだろう。
ウキに反応がでる。
「チヌが釣れた」
しかし、これはあくまでも「釣れた」の話。
もっともっと積極的に、アングラー側からチヌに対してアプローチすると「釣れたチヌ」から「釣ったチヌ」に意識が改革されるはずだ。
このとき、釣ったチヌは、確かに偶然釣れたものかもしれない。
しかし積極的に攻めの釣りを繰り返すことで、偶然が必然に変わる瞬間がある。
心から納得できる釣りを求めてこれからも釣りを続けていく。
【予告】攻めのチヌ釣り【変更あり】
(1)はじめに
(2)撒き餌作りで攻める
(3)ポイント作りで攻める
(4)仕掛け投入で攻める
(5)仕掛け変更で攻める
(6)サシエで攻める
(7)合わせで攻める
(8)取り込みで攻める
(9)強靱なタックルで攻める
(10)まとめ
Posted by te20 at
08:10
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2006年07月19日
釣れた魚、釣った魚
近頃本当に大物志向になってきている。でも、ここで立ち止まって考えてみたい。
大きいチヌが釣れればそれで良いのか?
例えば、撒き餌を入れて仕掛けを入れて、よそ見をしていて釣れてしまった大きなチヌもいる。
集中して、ここで食わせる!と決意して釣った小ベタもいる。
満足度で言えば、断然後者の小ベタの方が高いのは、つまり「釣ったと釣れた」の違いであろう。
釣りを重ねることで、だんだんとこちらも賢くなり、ここで食わせると言うタイミングがおぼろげながら見えてきた。
しかし、いつもそのパターンが成功するとは限らない。
あくまでもその場の状況に応じて組み立て、最善を尽くす意外に方法はない。
ただし、平行して、分かってきたこともある。
釣りを組み立てる上で、何を優先するか?
仕掛けを優先するか、ポイントを優先するか?もし、仕掛けならば、何に手を加えるのか?
私なりの回答を、あくまでも現時点でのという注釈付きで、書いてみたい衝動に駆られている。
大きいチヌが釣れればそれで良いのか?
例えば、撒き餌を入れて仕掛けを入れて、よそ見をしていて釣れてしまった大きなチヌもいる。
集中して、ここで食わせる!と決意して釣った小ベタもいる。
満足度で言えば、断然後者の小ベタの方が高いのは、つまり「釣ったと釣れた」の違いであろう。
釣りを重ねることで、だんだんとこちらも賢くなり、ここで食わせると言うタイミングがおぼろげながら見えてきた。
しかし、いつもそのパターンが成功するとは限らない。
あくまでもその場の状況に応じて組み立て、最善を尽くす意外に方法はない。
ただし、平行して、分かってきたこともある。
釣りを組み立てる上で、何を優先するか?
仕掛けを優先するか、ポイントを優先するか?もし、仕掛けならば、何に手を加えるのか?
私なりの回答を、あくまでも現時点でのという注釈付きで、書いてみたい衝動に駆られている。
Posted by te20 at
18:05
│Comments(2)
2006年07月17日
会心の一尾!

小ベタが乱舞している今の状況を打破するには、小ベタが集まる前に大型を釣ってしまうしかない。
餌取りや、小ベタが集まってくると、大型が餌を食べる前に先に食いついてくるのである。
とにかく、最初の数分が大事だ。
これを逃すとチャンスはない。
仕掛けを作り、サシエも針に付けた状態で初めて撒き餌を打つ。
3杯打ってすぐに仕掛けを入れる。流れていくが残念ながら反応はない。
次の一投。
同じように流していく。ちょこんという反応。
しかし、食い込まない。
何とこの時点で既に餌取りが集まってきた。
次の一投は、撒き餌を先に打ち、その沖8mくらいの離れた場所に仕掛けを入れる。
そして慎重に追い撒き餌を打とうとシャクに手を伸ばした瞬間、一気にウキが消え、ラインが走っていく。
してやったりの40オーバー。
ところでこの日は小ベタが釣れなかった。小ベタより強い餌取り勢力。
手強い時期になってきた。
Posted by te20 at
19:05
│Comments(3)
2006年07月16日
小ベタ乱舞
先週はどこも彼処も小ベタ釣り。現在釣れまくり。写真など撮影している暇もないくらいの入れ食い。悲しいくらいに大型を釣るのが難しいなぁ。タイミングの問題もあるけれど。40超えが難しくなってきた。とりあえずチヌが釣りたい人は今がチャンス。昼も夜も関係なく釣れまくります。
Mリグは全然釣れない。当たるけど乗らないといってみたい。当たりもしない。こちらは分からないことだらけ。ルアーロストすると辛いなぁ。CD、300円くらいで売っていないのか?(笑)ないよなぁ、そんなおいしい話。
Mリグは全然釣れない。当たるけど乗らないといってみたい。当たりもしない。こちらは分からないことだらけ。ルアーロストすると辛いなぁ。CD、300円くらいで売っていないのか?(笑)ないよなぁ、そんなおいしい話。
Posted by te20 at
07:58
│Comments(0)
2006年07月10日
ゴミだらけです。
さてMリグで釣行と張り切っていたのだが、先日の雨で海に流れ出した倒木などが出戻りで海岸線に押し寄せている。
こんな状況でMリグしてもCDをロストするだけなので、釣行はちょっと見合わせている。
それにしても釣れそうなんだがなぁ。
こんな状況でMリグしてもCDをロストするだけなので、釣行はちょっと見合わせている。
それにしても釣れそうなんだがなぁ。
Posted by te20 at
21:25
│Comments(0)
2006年07月09日
今日行くなら夕マズメがおすすめ
今日は、昨日の土砂降り(警報が出るほどの)で山間部からかなりの土砂が海に流れ込んでいる。
この状態ではチヌはきついだろう。多分釣れない。
しかし、ターゲットをキビレとすれば話は変わってくる。
こいつは、雨後も果敢にアタックしてくるので狙ってみる価値はある。
フカセの場合、濁りが入ると撒き餌の薄れる傾向にあるので、こういう日は思い切ってルアーで狙ってみると面白そう。
今日の潮周りからすると、夕マズメのトップゲームが面白そう。
この状態ではチヌはきついだろう。多分釣れない。
しかし、ターゲットをキビレとすれば話は変わってくる。
こいつは、雨後も果敢にアタックしてくるので狙ってみる価値はある。
フカセの場合、濁りが入ると撒き餌の薄れる傾向にあるので、こういう日は思い切ってルアーで狙ってみると面白そう。
今日の潮周りからすると、夕マズメのトップゲームが面白そう。
Posted by te20 at
06:36
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2006年07月08日
護岸での釣り
本日は早朝より護岸での釣り。
満潮で水深5mあるなしといった場所だが、たまにはこういうところで釣りをして、リハビリも必要だ。
渚釣りばかりしていると護岸や波止での釣りがわからなくなってくる。
これを防ぎたいねらいもあった。
最初の一尾はバラシ。
あまり棚は深くしていなかったが、仕掛けは底を這っていたようで、ウキがもぞもぞするアタリだった。
アタリかどうかは見極めができなかったので聞き合わせをするとバッチリ乗っていた。
しかし、途中で針はずれ。
完全に針4号が大きすぎた感じ。
次の一尾はいきなりギュン!

小さいなぁ。完全に50オーバー狙いだから何とかこの事態を打破したいものだ。
しかし、次の一尾を再びバラシてしまう。
今回は、原因がよくわからなかった。やはり針か?
さらに次の一尾は何とかほぼ30cmくらいのチヌ。玉網ですくえばいいのに、見た感じ小さく見えたのでぶり上げた。これが失敗のもとだった。護岸の波返しの上で撮影準備。さあ、撮ろうというときに針がはずれて海へとお帰りになってしまった。
いずれにせよリリースするのだから撮影くらいさせてよぉ。
とまぁ、ここでもわかるように、チヌの食いは極端に浅い。
いつでも針がはずれてしまうような微妙な食い方ではある。
お次の一尾は撮影成功。あんまり大きくない。

よく見るとキビレだ。
なんだかキビレが多くなってきた広島であるなぁ。
どこで釣っても毎回出てくるキビレ君である。
さて、いよいよ本格的に釣れるか?ここまで釣り初めて一時間。
撒き餌も余りかえしている。
しかし、あえなくここで豪雨による退散となってしまった。
実はレインスーツを持ってきていなかったのだ。
撒き餌を仕方なく捨て、護岸をほうきで掃く。
そして帰途についた。
一時間しか釣らなかった割には、餌取りなども合わせてにぎやかな釣りにはなった。
前回、今回と40オーバーが出ていないが、こういうこともあると言い聞かせることにしよう。
満潮で水深5mあるなしといった場所だが、たまにはこういうところで釣りをして、リハビリも必要だ。
渚釣りばかりしていると護岸や波止での釣りがわからなくなってくる。
これを防ぎたいねらいもあった。
最初の一尾はバラシ。
あまり棚は深くしていなかったが、仕掛けは底を這っていたようで、ウキがもぞもぞするアタリだった。
アタリかどうかは見極めができなかったので聞き合わせをするとバッチリ乗っていた。
しかし、途中で針はずれ。
完全に針4号が大きすぎた感じ。
次の一尾はいきなりギュン!

小さいなぁ。完全に50オーバー狙いだから何とかこの事態を打破したいものだ。
しかし、次の一尾を再びバラシてしまう。
今回は、原因がよくわからなかった。やはり針か?
さらに次の一尾は何とかほぼ30cmくらいのチヌ。玉網ですくえばいいのに、見た感じ小さく見えたのでぶり上げた。これが失敗のもとだった。護岸の波返しの上で撮影準備。さあ、撮ろうというときに針がはずれて海へとお帰りになってしまった。
いずれにせよリリースするのだから撮影くらいさせてよぉ。
とまぁ、ここでもわかるように、チヌの食いは極端に浅い。
いつでも針がはずれてしまうような微妙な食い方ではある。
お次の一尾は撮影成功。あんまり大きくない。

よく見るとキビレだ。
なんだかキビレが多くなってきた広島であるなぁ。
どこで釣っても毎回出てくるキビレ君である。
さて、いよいよ本格的に釣れるか?ここまで釣り初めて一時間。
撒き餌も余りかえしている。
しかし、あえなくここで豪雨による退散となってしまった。
実はレインスーツを持ってきていなかったのだ。
撒き餌を仕方なく捨て、護岸をほうきで掃く。
そして帰途についた。
一時間しか釣らなかった割には、餌取りなども合わせてにぎやかな釣りにはなった。
前回、今回と40オーバーが出ていないが、こういうこともあると言い聞かせることにしよう。
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09:47
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2006年07月06日
大針4号基準
チヌのフカセ釣りでチヌ針4号というと大抵の人は驚いてくれる。
繊細にチヌ釣りは小針が基本。
これには素直に賛同するが。
渚の釣りでは、あまりに水深が浅いため、ほとんどの場合ハリスが海底をこする、あるいは這っている。
結果的にチヌは拾い食いに近い状態で餌を食べていることになる。
このため、針による違和感はこと渚釣りに関してはあまり重要なファクターではなくなってくるのである。
また、針を大きくすると、飲み込まれにくいというメリットもある。
以前はキャッチ&イートがテーマだったが、今は逆。
ほとんどをリリースしている現状を考えると飲み込まれることは是が非でも避けたい。
よって、大針で反転直後を狙って唇周りに掛けてしまうことが目標となっている。
繊細にチヌ釣りは小針が基本。
これには素直に賛同するが。
渚の釣りでは、あまりに水深が浅いため、ほとんどの場合ハリスが海底をこする、あるいは這っている。
結果的にチヌは拾い食いに近い状態で餌を食べていることになる。
このため、針による違和感はこと渚釣りに関してはあまり重要なファクターではなくなってくるのである。
また、針を大きくすると、飲み込まれにくいというメリットもある。
以前はキャッチ&イートがテーマだったが、今は逆。
ほとんどをリリースしている現状を考えると飲み込まれることは是が非でも避けたい。
よって、大針で反転直後を狙って唇周りに掛けてしまうことが目標となっている。
Posted by te20 at
18:12
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2006年07月05日
波止フカセの難しさ
波止フカセにはまる人の多くはその「難しさ」に喜びを見いだしているからだろう。
実際、波止におけるフカセ釣りでチヌを仕留めるというのは意外と難しいものである。
第一に水深。
水深があるということはすなわち撒き餌とサシエの同調が難しいということを意味する。
海流に流されて行く撒き餌と待ちかまえるチヌ。
うまくその場所にサシエを送り込むことができればチヌの顔を見ることができるのだが、そうそう上手くはいかない。
特にやっかいなのが海の表面の流れと下の流れが極端に違う場合で、これはよく計算しないととんでもないことになることが多い。
第二に、チヌがすれているということ。
水深のある波止ではできるだけ重い仕掛けを使いたい。
軽い仕掛けだとなかなか下まで届かないし、表面だけ流れるような状況だと重くして安定させたいと思うのも頷ける。
しかし、こうするとチヌが食い込まないという現実に直面することになる。
仕掛けを重くしないと釣りにくい、しかし重くすると食い込まないという矛盾したことになってしまうのだ。
だから面白いと波止のチヌ師はいう。
釣りにくいから英知を尽くして努力する。
苦労を乗り越えて得た一尾は、それは何物にも代え難い一尾なのであろう。
釣りをすれば毎回困難にぶち当たる。
それをクリアしていくうちに、自分もほんの少し波止チヌ師の気持ちがわかるようになってきた。
実際、波止におけるフカセ釣りでチヌを仕留めるというのは意外と難しいものである。
第一に水深。
水深があるということはすなわち撒き餌とサシエの同調が難しいということを意味する。
海流に流されて行く撒き餌と待ちかまえるチヌ。
うまくその場所にサシエを送り込むことができればチヌの顔を見ることができるのだが、そうそう上手くはいかない。
特にやっかいなのが海の表面の流れと下の流れが極端に違う場合で、これはよく計算しないととんでもないことになることが多い。
第二に、チヌがすれているということ。
水深のある波止ではできるだけ重い仕掛けを使いたい。
軽い仕掛けだとなかなか下まで届かないし、表面だけ流れるような状況だと重くして安定させたいと思うのも頷ける。
しかし、こうするとチヌが食い込まないという現実に直面することになる。
仕掛けを重くしないと釣りにくい、しかし重くすると食い込まないという矛盾したことになってしまうのだ。
だから面白いと波止のチヌ師はいう。
釣りにくいから英知を尽くして努力する。
苦労を乗り越えて得た一尾は、それは何物にも代え難い一尾なのであろう。
釣りをすれば毎回困難にぶち当たる。
それをクリアしていくうちに、自分もほんの少し波止チヌ師の気持ちがわかるようになってきた。
Posted by te20 at
18:58
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2006年07月04日
Mリグは好調だそうです。
現在、私の知るところ、Mリグは小河川の裾野で釣れている。
と同時にもしかしたらチヌよりもアングラーの方が多いかも?という状態でもある。
チヌと勝負するよりまずは隣のアングラーと勝負か?
愛犬の散歩をしていると多数のアングラーと遭遇するのでやや腰が引けてしまうなぁ。
あと、日が暮れる直前はポッパーでも釣れているようだ。
実際にはこちらの釣りの方が面白いかも。
と同時にもしかしたらチヌよりもアングラーの方が多いかも?という状態でもある。
チヌと勝負するよりまずは隣のアングラーと勝負か?
愛犬の散歩をしていると多数のアングラーと遭遇するのでやや腰が引けてしまうなぁ。
あと、日が暮れる直前はポッパーでも釣れているようだ。
実際にはこちらの釣りの方が面白いかも。
Posted by te20 at
17:51
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2006年07月03日
2006年07月02日
本日の釣果

雨後の浅場は活性悪し。
一時はどうなるかと思ったけど、何とかキビレが食ってくれた。
大きさは、速攻リリースのためきっちりとは計っていない。
30cmちょいという感じ。
以前好調だけど、雨後は駄目。水の色は茶色で、よく釣れたものだと思う。
キビレだから釣れたのだろう。チヌはどこかに退散していたようだ。
昨日は土曜出勤でさらに今日はフカセ。午前中は息子と野球。
もしかして体力あるのか???(笑)
来週はそろそろ休みたいというか、ルアーもしたいぞ。
ただしルアーをやり始めると、夜な夜な行きたくなるので注意!
Posted by te20 at
16:23
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